isとisn’tの聞き分けのポイント

今回は、多くの日本人学習者を悩ませる「isとisn’tを聞き分けるコツをお伝えします。

例えば、The folder is there. と The folder isn’t there.

文字で見れば、この2つを混同することはまずありませんよね。しかし、実際にネイティブとの会話でパッと言われるとなかなか区別がつかない・・・・そんな方をこれまで何人も見てきました。

どうすれば聞き分けられるのでしょうか?

1. まずは聞き比べてみよう

isとisn’t、どちらも普通は文の中で短く弱く発音されるので、聞き取りにくいですよね。試しにネイティブスピードで音声を吹き込みましたので、まずは聞き比べてみましょう。

音声だけだと、確かに違いが聞き取りづらいですね。isn’t がさらりと発音されていて、否定しているのが分かりにくいです。(語尾の [t] は、もはや発音されていません….)

だけど、ネイティブがこれらを聞き間違えることは決してありません。

こんなにも微妙な違いをどうしてはっきりと区別できるのでしょうか?

2. ポイントは「音節」

この小さく発音される、微妙な isn’t。正確に聞き取るポイントは、実は個々の文字の聞き取りよりも、単語の「音節の数」(=拍数)にあります。

is は、[iz]の1拍ですね。

それに対して、isn’t はどうでしょうか?ゆっくりと発音してみると・・・・

[iz][ent] 

2拍(=2音節)で発音されているのがわかります。

3. isは1音節、isn’tは2音節

英語の発音は、1つの母音の音を中心に1音節が作られます。isn’tを辞書で調べると is・n’t のように出ますね。発音は [iz] + [ent] で、真ん中の点がこの音節の区切りを表しています。

(音節の区切りの他の例を挙げると、breakfastは break・fast の2音節、animalは an・i・mal の3音節、presentation は pre・sen・ta・tion の4音節)

さて、ここからが重要なポイントですが、英単語は、どれだけ速く崩すようにして発音しても、「音節の数」が変わることはありません。どんなに速くても、単語の区切り方・リズムは同じなのです。

よって、ネイティブはリスニングする際、実は音節を頼りに聞き取っているところが大きいのです。

isn’tの場合、isの後に来る余分な[ent] の1拍によって、はっきりと isn’t(2拍)だと認識します。たとえ語尾の [t] は聞こえなくても、[en]の部分で明らかに新しい音節が加わっていますので、 is ではなくて isn’t だとわかります。

学校英語では「音節」をあまりきちんとやらないので、馴染みが薄い人が多いようですが、英語の発音において「音節」というのはめちゃくちゃ大事な要素です。

4. 声に出して確かめよう

では、この2つを皆さんも自分でしっかり聞き分けられるようになりましょう。練習方法として、音節の数を意識しながら is(1拍)とisn’t(2拍)を何度か交互に発音してみてください。[iz] に対して [iz]+[ent]です 。はじめはゆっくり、徐々に速く。先ほどの is / isn’t の音声も参考にしてください。

is / isn’t が慣れてきたら、今度は完全な文でThe folder is there. / The folder isn’t there.と2文をしばらく発音しましょう。徐々に速く発音していきますが、いくら速くなっても、isn’t は [iz]の後に [ent] がくっついて2音節になるということを確認しましょう。

徐々に速くなる The folder isn’t there.(音声)

最後に仕上げに、最初に聞いた音声をもう一度聞いてみましょう。

いかがでしょうか? 以前よりも、is / isn’t の違いが聞き取れるようになっていませんか?

5. 正しい「ツボ」を押さえることが肝心

発音やリスニングは、こうして理屈がわかると、短時間でもかなり大きな変化が起こります。大事なのは、闇雲に聞いたり発音したりするのではなく、まずは正しいツボを押さえることです。

ただ、教材でありがちな「CDを聞いて真似しなさい!」という練習方法では、このツボはなかなかつかめないのが問題です。ですので、きちんと細かく正確に解説してくれる教材を探してトレーニングすることが大事です。間違った発音で練習しても、変なクセがついて余計伝わりにくくなるだけです。くれぐれも注意してくださいね。

6. さらに詳しく学びたい方のために

このような発音のツボについて、吉永賢一先生と一緒に作成しているSuper Fast English! という教材があります。かなり細かい部分まで掘り下げて解説し、一緒に声に出して練習します。「ここまでやるのか!」というくらい丁寧で細かいです。

また、対談形式でレッスンをしますのでラジオ感覚で気軽に聴けて、従来の書籍やリスニング教材とは全く違う感覚で楽しくトレーニングができます。

有料教材ですが、最初の1ヶ月を無料でお届けするキャンペーンを行なっています。ぜひ、この最初の1ヶ月を無料で聴いてみてください。



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山田暢彦(Nobby)
アメリカ生まれ、アメリカ育ちの日英バイリンガル。日本で出版した著書は累計50万部超え、ビデオ教材の視聴者は20万人以上。和英辞典の例文執筆も手がけた。自らの生育歴を活かし、日本の英語教育に人生を捧げる決意を持っている。